ジンジンとセミの声でめまいを起こしそうになる暑さに、ゆでだこ一丁上がり状態になることがあります。そんな日は人間同じことを考えます。モウロウとした頭の中に浮かんでくる言葉は一言。スイカをシャリシャリ食べたい!そういう気持ちは伝わるもので、お母さんが買ってきたと思うと、同じ日にお父さんも買ってくる、はたまた何を思ったかお姉さんまで買ってきてしまい、食卓がスイカだらけという事態になってしまいます。そんなときに作りたいのが「フルーツパンチ」。お外でワイワイガヤガヤと楽しむほか、突然の大量スイカ処理方法にも最適。お隣への陣中見舞いよろしくお裾分けで近所を回れば、株も上がろうと言うもの。お試しください。
夏といえばお中元。このお中元の定番商品のひとつがメロンです。ちょっと昔、お金持ちの象徴とでもいえるような高級メロンをもらったとなれば、家庭の中はヤンヤヤンヤ。1mmの狂いもなく、正確に切り分ける慎重さと皮すれすれまでスプーンですくい取る根性を持ってメロンに対峙しなければ家族の激しいブーイングを受けること間違いなしでした。高嶺の花といわれるメロンでしたが、最近の子供は本当にやわらかいところしか食べません。フルーツパンチの器を作るとき、器の厚さで年齢を見破ることができます。実は器の厚さが厚くなればなるほど若いのであります。逆に器があまりに薄ければあなたは年寄りの烙印を押されてしまいます。気をつけてください。